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神奈川のゲーム販売規制

 昨夜は阪神勝利のスポーツニュースをハシゴしているうちに関西テレビ(フジ系)の神奈川県でのテレビゲーム販売規制のニュースに当たりました。 その後、NHKのサラリーマン盆休み向け実験的番組、NHK教育の高校生講座(星の一生が質量により白色矮星になるか超新星爆発になるか)、再びNHKで第二次世界大戦で北海道の室蘭に米軍の艦砲射撃があった、最後はハプスブルグ家の宮殿のエピソードと続き、結局Blog更新できませんでした。
 やっぱりうちはNHKの受信料は完全に元取ってます。
 
 さて、このうちどれでもネタにしようと思えばできますが、今日はゲームの販売規制にしましょうか。
 以前からこの問題は神奈川県知事が自分のブログで主張を述べ、それに対して全国のゲーム愛好者から多量のコメントや罵倒が投げかけられた、というところから私は気になっていました。
 改めてニュースで見ると、どうも何を基準にして規制されたかが明確ではない事、また表面上の当事者である警察もそれを販売業者向けの説明会で明らかにしない等、手続き面での不透明さを感じます。
 
 言い換えると敵視者と愛好家の噛み合ぬ喧嘩という感想を持ちました。
 要するに残虐性の高いテレビゲームは昨今の青少年犯罪の苗床となっているから何とかしなければ、と焦る敵視側。 これは年齢的にわからないでも無い。
 しかしゲームが残虐だから引き金となったのか、ゲーム機の普及率が高くなったから青少年犯罪者がたまたまゲームをしていた確立が高くなっただけなのかは、まだ現時点では客観的には証明できないと思うと、愛好家側の抗議も否定できません。 また単にゲーマーだけの問題ではなく、表現の自由の懸念もあります。
 
 しかし、私がそれ以外に以前から問題視しているのは大人のずるさです。
 今回に限らず、ゲームの残虐性や誇張された性描写などで吊るし上げられる度に、ゲーム制作会社側は「自主規制は守っており、それ以後は利用する側の自己責任」という答えを返している様に記憶しています。
 確かに逆に小さい頃にゲームに凝っていた子供が全て問題を起こしている訳ではありません。

 また、昨今ニュースを賑わせている殺人容疑者は他人を窒息させることに性的興奮を覚えた、と言ってますから、そう言う人は極々普通のアクションものや刑事ドラマでもその癖を助長させた事は間違いありません。 だからと言ってそういうシーンを規制する事はできないし、それは違う意味で危険かと思います。
 
 しかし、とかいういわゆる尤もな理屈を盾に、ゲーム会社に限らず、大人は今最も金を巻き上げやすい子供も含めた未成年ターゲットから何とか搾り取ろうと立ち回っているだけなんじゃないの?という疑念も同時に持っています。
 例えばこれをやって良いのかな?と迷っている時、「いいよ、みんなやってるんだから」「いいよ、他のに比べたらこれはまだましだから」とか、人間の煩悩を助長する「背中ドン」を大人が金欲しさにささやき続けているのではないかと。
 
 そのニュースでインタビューに答えたゲーム販売業者が「自分の息子にはこのゲームはさせませんよ」という言葉(別にこの業者を責めるつもりはありません)。 同じインタビューをゲーム制作会社の人間にしてみたい。
 「あなたはそのゲームを自分の子供にさせますか?」と。
 
 奇麗ごとかも知れないけど、いくら経済的に大人が生きて行くのも大変な時代とは言え、せっかくの知識の蓄積をずる賢い知恵にすり替えて弱者から金巻き上げるのやめません?と言わしてもらって、今日は締めたいと思います。

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