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自然と一言で言うけれど

 山間での隠遁生活も終わり、今日からいつも通り下界での暮らしになります。
 昨日は突然の国会劇場の開催となったので、一日ずれて今日、ここでの印象を。
 
summer_house
 建物の様子は写真を見てお分かりの様に、普通(ではないわな)の一軒家。 ガレージの雰囲気が車好きの人ならわかるBow氏的な一枚扉の跳ね上げ式で、家の壁は薄い紫、窓は全て白い鎧戸がついているという佇まいです。
 もう一枚の写真は裏にあるベランダからの眺めで、雑木林を通り超えて森のなかの小屋の様な印象です。
 
 と、写真で見ると素晴らしいのですが、実際には虫との共存を強いられます。 例えばうちの息子の様に虫一つでギャーギャーわめくタイプはすぐに帰りたくなるかもしれません。
 蝶や蝉だけでなく、蛾や蜘蛛など、ピンからキリまでおりまして、彼らにしてみればむしろ人間の方が迷惑なよそものかもしれません。
 
 面白いもので、彼らもこちらに興味があるのかベランダにいると必ずこちらの近所を哨戒飛行し、それが蝶くらいならともかく、蜂まで同様なので、ちょっと緊張します。
 セミに至ってはまるで雀の様に木々の間を飛び回ります。 どうも彼らは目が悪いのか、少し暗くなると人間も含めてあちこちにぶつかりながら飛びまわる事も今更になって発見しました。
 蝉と言えば、夜には明かりのついている窓の周りに集まるんですね。 建物内が禁煙の為、夜にベランダに出ると窓周りに五〜六匹の蝉がじっと集まっているのはあまり気持ちのよいものではありません。 恐らく目を凝らせて探せばもっといたような...
 
sky_and__tree
 家の中に入れば安心かというと、ヤモリが結構隠れており、ふと気がつけばあちらでソソソ、こちらでツツツと這い回っていたりします。 さぁ、風呂に入ろうと思ってバスルームに入ったらポトリと頭の上でワンバウンドして床にヤモリが落ちた事も。
 それからは別の部屋に入る時には、まず天井を確認する様になりました。 ま、ヤモリは家守と書くくらいですから、留守宅を守ってくれていると感謝しなくてはならないのですけどね。
 後から聞いた話では、夜中には猪の親子が庭を闊歩しているそうで、その糞らしきものを翌朝確認しました。
 
 これらを全く平気、と言う人はあまりいないでしょうね。 でもそれと引き換えに涼しさときれいな空気が得られる訳ですから、ここから虫だけを排除する事は文字通り自然への冒涜かもしれません。
 
 結局肝心の書き物は二泊三日でざっと二万文字、原稿用紙にして50枚程度一気に書けたので、気分転換もさることながら、環境というのは非常に重要だという事でしょう。 改めて家に帰って今こうしていつもの机の上でiBookを開いてみても、おそらく同じ時間でそれだけの枚数は絶対に書けない確信が持てますから。
 
 この場所で一つ最高を選べ、と言われるのであれば、やはりお風呂ですね。
 夜に張ったお湯をそのままにしておき、朝、半ば水風呂になったバスタブに入ると、目の前には雑木林、吹き抜けの天井にも天窓越しに木と空が目に入り、そこから朝日が差し込んできます。
 世の別荘持ちの方はこの素晴らしさと引き換えに、夏の虫と建物維持に苦労されているのかと思うと、またそれも大変なような...、と水風呂の中で考えていました。

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