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ホリエモンと美学と異

 本来は昨日書くべき話題ですが、堀江氏の衆院選挙出馬のお話。

 

 話を今回の出馬に絞ってみても、やっぱり大阪で言うところの「何考えてんねん」でしかありません。

 今流行の分け方で行くと彼は完全に勝ち組の人。 だから凡人が理解できない、というのは皮肉抜きでそうかもしれないと思います。

 しかし、彼に人生の美学は無いのかな、と。

 

 彼にとっての美学イコール経済力だ、と言われればそれまで。 とはいえ今の地位を築くまでに人間なんだから様々な事を考えた筈だし、美学でも哲学でも何でも良いから「オレ流」の思考がある筈です。

 手っ取り早く言うと、金持ちならではのかっこよさとかを思い描きながらここまで来た事は無いのかな?と。

 例えて言うなら、「金には興味はあるが政治には無い」「政治には興味があるが今の政界には興味が無い」とかね。 「昔から経済と政所は別の方が良いと言う」とかでも。

 

 フジテレビの時には、なぁなぁの政財界じじぃパワーに一泡吹かせた事、それをあれこれ言う奴は竹中経済大臣が小泉の下で進めようとしている経済解放というのはこういうことなんだよ、と言ってやりたい部分もあり、加えて、世の中金と頭脳でしょ、とはっきり公の場所で言う豪快さもある程度は自分の中で認めざるを得ませんでした。(服の趣味は全然駄目だと思うけど)

 だから今の政治、とりわけ自民党のやってきた政治をどこか高みで嘲笑しているだろうと勝手に私が思い込んでいたのか、まさか自民党の後押しで、無所属、無縁の土地で立候補するとは思いませんでした。 これには違和感ひときわ。

 

 でも一番違和感があったのは、武部幹事長が恐らく腹の中では快く思っている筈の無い堀江氏を、自民党の施設で、小泉総理のポスターがでんと掲げてあるステージで無所属候補として紹介した映像でした。

 なんで?

 

 堀江氏が当選したら即自民党入りする?

 だいたい、あの当選したら即無所属が政党入りするってのは法律で最低一年間禁止するとかできないのでしょうか? あれほど投票した有権者を嘗めている事は無いと思うのだけど。

 そうではなく、とにかく堀江氏が当選する、もしくは相当数の票を取って反乱軍を落選させるだけで良いのか? だとしたら堀江氏はヤクザ映画のただの鉄砲玉にしか過ぎない訳で、自分をそんな値打ちだと思っているのでしょうか。 無所属の一匹狼なんて国会での質問もできないのはご存知でしょうに。

 これでまたライブドアのアクセスが上がる、と社員のコメントが出ていましたが、公選法の関係でライブドアでは選挙関連のコンテンツを大幅に絞らなくてはならず、金儲けの点でもはて?

堀江氏のあれこれでいつも感じる事は「誰か言うてくれる友達おらへんの?」

 

 しかし、いくら公式に選ばれた長が進めた議案を党内で否定されたとは言え、そもそも正規軍はそこまでやってもいいんでしょうか? そこにも美学はないのか、と感じます。 本当の刺客であれば相手を殺すから良いけど、実際には選挙での勝ち負けな訳で、長い彼らの政治生命の間に必ず怨念を持って復讐されると思うんですけどね。 おっさんの嫉妬は執念深い。

 

 私がネットで学んだ最大の収穫は「異質と共存できない組織は崩壊する」という事。 だとすれば党内の反対勢力を根絶やしにしようとする自民党の将来も見えたような気がしますが、さて?

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