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ジョニ・ミッチェル

 突然、映画と音楽のお話。
 
 ジョニ・ミッチェルという歌手をご存知でしょうか。 現在50代の音楽好きや、ジャズファンならお馴染みかもしれません。
 という私もどれくらい詳しいかと言うと「ミンガス」というアナログレコードを一枚持っている程度です。
 
 それをなぜ?、と言うと、最近映画を見ていたら女性がよく彼女のことを口にする事が多いので妙に気になった、という訳です。
 
 もともとは「ユーヴガッタメール(You've got a mail)」でメグ・ライアン扮するヒロインが「ジョニ・ミッチェルが好き」と言い、トム・ハンクスが「僕は嫌いだな」というようなシーンが最初でした。
 次は「ラブ・アクチュアリー(Love actually)」の中年夫婦。
 
 旦那が買ったジュエリーが自分へのクリスマスプレゼントだと思いこんでいた嫁が、包みを開けたらジョニ・ミッチェルのCDだった、イコール、あのジュエリーは他の女性にあげるものだった、という事がわかり、独り寝室で情けなさに泣いてしまうという場面があり、その背景に実際にジョニ・ミッチェルの「青春の光と影(Both side's now)」がずっと流れている、という、まともな旦那ならこの場面を見ると「あぁ、やっぱり浮気ってしちゃだめなんだ」と思わず心に誓ってしまいそうな場面となっています。

 それ以前にこの夫婦がジョニ・ミッチェルについて会話するシーンがあり、どうやら「You've got a mail」と同じく、どうも男性には彼女の歌が耳に痛い様子である事が感じ取れます。 
 さらに、「ジョニ・ミッチェルは英国の女性を不感症から解放してくれたのよ」という下りがあり、「You've got a mail」のやり取りも考えるに、恐らく英語圏の女性に非常に影響を与えたのではないかと想像できます。
 
nightside この「青春の光と影」の歌詞は普通に読むと日本人には特段大した事では無さそうな、むしろ単純な和訳文となってしまいます。 しかしさすが映画となるとちゃんと日本語の「詩」になっていました。

 逆に私が持っている「ミンガス」はぱっと読んだだけではさっぱり訳が分らない世界で、まぁ、もともとジョニ・ミッチェルそのものよりもこのアルバムのバックに参加していたウェザー・リポートに興味があって買ったとは言え、単なる英語力では説明できない文化や性差の壁のようなものがある事を痛感します。

 このアルバムのせいでジョニ・ミッチェルは難解なもの、と勝手に思い込んでいましたが、これらの映画のお陰でどうやらそう言うもんではないと最近気がついた、と言う話です。
 いや、英米の男性が煙たがるというのですから、やっぱり難解なのかもしれません。

 本日、我が家のリビングでは嫁が、私の部屋では息子がテレビを見ているので私は夜のベランダでこれを書いています。 スター・ウォーズのあのジャバのでたらめな宇宙語はなんとかならんものか。
 って、でたらめでない宇宙語がどんなものか私も知らないけど。

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