夕風呂
夏の楽しみと言えば夕方の風呂。
別に夏でなくても入れますが、寒くなると湯冷めするだの何だので、やはりこの季節が最もピンと来ます。
今日も今から仕事の打ち合わせを兼ねた飲みに出るので早めの入浴。
まだ外が明るい、というのが大きな魅力ではないかと。
通常、風呂に入るのは夜であり、周りは暗い。 しかしこの季節昼が長い事もあって、たかが風呂とは言え非日常の香りを感じる事ができます。
もともと日本人は「朝寝朝酒朝湯」を横着者のシンボルとして忌み嫌っていますので、明るいうちの風呂というのは罪の意識があり、ゆえに憧憬のようなものがあるのではないでしょうか。
だから温泉に行ったら朝昼晩の区別無く風呂に浸かりたがる、と。
加えてエアコン等が無い時代、涼を求める大事な手段が水浴びだったり風呂だったりしますので、汗をかくこの季節は積極的に風呂に入る、という季節独自の習慣になったのでしょう。
どんな猛暑の日でも夕方には少しはましになるもので、風呂上がりに縁側で、縁側が無いうちではベランダで、夕日を眺めながら涼むと言うのは安上がりで、かつ少し贅沢な気分になれます。
これにビールがあれば、というのを読まれている方は予測されるかもしれませんが、案外冷茶がおススメ。
キンキンに冷やしたお茶って、ビールより風呂上がりの体に染み込みます。
それも麦茶や烏龍茶ではなく、日本茶ですね。
以前、家内が仕事先から余り物で冷茶の葉を一杯貰って来た事があり、この時は薄手の急須(なぜか香蘭社のがうちにあった:香蘭舎?)ごと冷蔵庫に入れていました。
これが、何を飲んでも暑〜い、無風の夜には最高だったりしますので、ペットボトルでも良いから中身を急須に入れ、さらに薄い茶碗で飲まれる事をお勧め致します。
う〜む、やはり花鳥風月の世界かい?
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