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老体Macのお守り

 先日「もっとMacネタを書くつもりだった...」といかにも平和そうに書いたものの、実は事務所の古いMacで問題を抱えていました。
 以下、濃い話です。
 
 私の事務所にはまだ10年前のMacが現役で働いています。 それも21inch.という立派なCRTモニター付きで。
 グラフィック関係の方は大方想像がつくでしょうが、この老体Macには古いMac OSの上でしか動かないフォントが多数搭載されており、それを全部最新のOS X対応にするには半端じゃないお金がかかるのでずっとそのまま現役で頑張っているのです。
 
 これらのフォントが必要なDTP以外は別の新しいMacでこなしているとは言え、このご老体は今でも無くてはならない必需品。
 マシン名はPowerMac 7500と言い、CPUはこのマシンに搭載できる最速のものに差し替え、ネットワークやUSB対応のインターフェースも換装してあります。 最新のマシンには比べるべくもありませんが、OSの仕様もあって、多数の仕事を一度にやらせるという事をしなければ絶望的には遅くありません。
 
 ところが、先日この老体が突然ネットワーク上から姿を消したのです。
 消えた、と言っても現物は目の前にありますので、さすが古いOSはよく止まる、と再起動をかけるも途中まで立ち上がるものの再起せず。 この老体には先に書いた事情に加え、スキャナが接続されていて、それに連動したOCRソフトがインストールされておりまして、これがないとメーカーから来るプレスリリースを全部手入力しなくてはなりません。
 
 こういう時に慌てて却って事態を悪化させる事が多いのは経験で学んでいるので、焦る心を抑えて「たいしたことないもんね〜」と自転車のペダルをこいでその日は敢えて何もせず家に帰る。
 歳も歳だけに本体、差し替えたCPUカード、メモリなど、考えられる原因は多数あり、取りあえず一個づつ原因を潰して行くしかありません。 事務所には同時期に購入した同じく老体PowerMac 8500というマシンをいつかオークションで売ろうとハードディスクを初期化して放置しており、とりあえずその基盤と入れ替えてみる事に。(筐体は違うがメインボードは基本的に同じ)
 
 日を改めて、慣れた手つきで基盤移植手術を開始。 ほぼ終わりかけの所でPCIカードがうまく刺さらない。 一度抜き返して、と思ったら『バキ!』。
 その不吉な音は勢い余ってPCIカードが外れた時に基盤上の部品をなぎ倒した音でした。
 
 本来ならば『うぎゃ〜〜』と叫びたいのをじっと我慢して、ひたすら冷静を装いつつ、「こうなったら元の7500のボードを使わざるをえん」と覚悟。 この間も「これでオークションに出す筈だった8500がパァやんけ〜」と心では泣いている。
 
 結局メモリを換えてみたりしてもトラブルは解消できず、う〜ん最悪、と唸りながら開腹したボディをふと見たらCPUカードに装着されている放熱フィンがCPUから浮いている。 なんて事は無い、夏本番になって放熱不足でオーバーヒートしただけでした。 結局外れかけたフィンのピンを戻すだけで解決した訳ですが、払った犠牲は老体一台とは言え痛かった。
 
 ま、パソコンに限らず、原因不明のトラブルというのは得てしてこんなもんです。
 しくしく......4×9=36
 ささやかに凹みました。

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