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困ったもんだの安倍ボン

 相変わらず小泉首相の靖国問題ははっきりした見通しが立たないままです。
 私は5/25の発言通り、参拝反対派です。 御霊がどうの、という立場ではなく、これからの国際的な立場を考えての意見からです。
 
 で、基本的に発言が許されない議長である河野洋平氏が異例の大臣への参拝中止提言をしたのと対照的に、安倍晋三幹事長代理はきっぱりくっきり、「今回はもちろん、これからの歴代大臣もずっと公式参拝を続けるべきだ」と元気に主張しています。
 
 う〜ん、この人大丈夫かいな。
 政治絡みの本を読むと、この人、今はタカ派議員の先鋒とか言われているものの、議員になりたての頃は会館で漫画を読んでいたと言うボンボンで、いつの間にこのような熱い信念を持つようになったのか。

 何度も首相候補に名前が挙がりながら志半ばで命尽きた父親(晋太郎)の雪辱を果たそうというのはおそらく間違いなく、小泉首相でいかに外見が重要かが証明された今、安倍氏の総理大臣もそう荒唐無稽な話ではないと思います。
 そんな中、たまたま北朝鮮の拉致問題の交渉役として選ばれ、非常に日本で受けが良かったのに気を良くし、さらなる存在感アップには偏狭なナショナリズムが美味しいとでも思ったのでしょうか。

 というのは、幹事長代理という立場ですから、別に特に大きな責任がある訳でもなく、小泉首相が参拝しようがしまいが自分には大した影響は無い訳で、言わば言ったもん勝ちです。
 参拝すれば当然安倍氏は後押しした、と株が上がるし、しなくても彼を支持する人には充分アピールできる訳で、どちらに転んでもマイナスは無い、と計算したんでしょう。
 
 そんな実績が、もし仮に将来総理大臣になった時にマイナスになるという計算よりも、アメリカでさえ懸念し出した中国の軍事予算の肥大→中国脅威論→国粋主義の高まりの方にプラスになると言う読みでしょう。
 
 全てはしがない素人の推測ながら、その程度の人であるとするなら、仮に総理大臣になったら外交はますますお先真っ暗、国際的疑心暗鬼の末の戦争突入にならねば良いが、と懸念するばかりです。
 
 しかし、政治ネタを扱う漫画家達が「帝国海軍総理大臣」とこぞって揶揄した中曽根氏でさえ中止した公式参拝、それでも小泉氏は遂行するのでしょうか。 それが第一の問題ですね、やっぱり。
 やっぱり男はどこでも自分の仕事のマーキングを残したいのかな...

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