« なぜ乗り合わせたJR運転手は立ち去ったか? | トップページ | 男のあり合わせ料理 »

深夜の料理

 ちょっと重くて陰鬱な話題を続けたので、軽い話を。
 よく深夜に料理をします。
 先ほどもAM1:00頃から千切り大根に鶏肉と大根の葉、厚揚げを加えた煮物を作っていました。

 もともと料理は嫌いな方じゃなかったのですが、共働きで子供を保育園に預けるようになってから否が応でも本格的に調理しなくてはならず、その時に目玉焼きと焼き飯レベルからは卒業しました。
 それと、息子や娘に男は家事をしないもの、という風に思わせたくなかったというのもありますね。 さらには家事全般を女性に頼らないと何もできない男にはなりたくなかった、というのも。(とはいえ、今でもアイロンがけは苦手)

 最初の頃は洋食中心でしたが、そのうち昔祖母が作ってくれた煮物や焼き物が食いたくなり、そういうものを好んで選ぶようになりました。 私の両親もこれまた共働きだったもので、同居家族だった我が家の「お袋の味」というのは実は「婆(ばば)の味」なのです。
 この婆様というのが凄い人で、自分は一切牛乳や肉を食わないくせに、美味いカレーやシチューを一切の味見無しに作ったと言う、今思い出すと信じられない人でした。 何はともあれ、その婆が作ってくれた昔から日本にあるプロレタリアート料理、例えば先ほど作った千切り大根、キンピラごぼう、豆、昆布の煮物、単にキュウリの辛子漬け、焼き茄子、などなど、あぁ、そいうのも食ったなぁ、というのを思い出しつつ、近所のスーパーに買い物に行く事から始めます。

 仕事が不規則なので、専門学校に行かず、かつ外での仕事が無い時には私が料理当番で買い出しから料理までを行います。 時々、主婦に混じってのスーパーでの買い物が嫌だという男性の声を聞きますが、確かに多くのおばさんや非常識な若奥さんを鬱陶しくも思いながら、それでも彼らは動きの鈍いおっさんよりはましだったりします。 足腰弱ったおばあさん程不思議な程他人に邪魔にならないように買い物をしているもので、さすがの年季と感心します。
 要するに毎日の買い出しなんてなんて事ないのです。
 「クレーマー・クレーマー」の主人公になったつもりでもなり切って、「そうそう、あっちからカメラが狙って」と思えばこういうベタな家事もまた楽し、と。

 で、深夜の料理の話。
 そうやってスーパーで煮物や焼き物の材料を買っておいたのを、ふと12時近くになって思い出すのですね。これが。
 私は事務所を自転車で5分くらいのところに持っており、その時間くらいに出勤して朝まで仕事、というのが翌朝学校が無い時のパターンという不規則な仕事をしています。 多分心の奥にそれに対する逃避心理があるのでしょう。 とにかく買ったままの材料を思い出すと「あれを片付けねば」と突如決心する訳です。
 料理と言えば家族の為。 家族の為であれば何を差し置いても、例え仕事を差し置いてもやらねば、という大義名分が成り立つのでそのままタバコを握って夜中のキッチンに立ちます。 その為に結構苦労して探したスヌーピーの紺色のエプロンもあります。(高校生時代、喫茶店でバイトしていたのでエプロンには結構うるさい)
 当然酒の一杯もつけないと夜中の男の料理は成り立たないので、料理が終わった頃には事務所には行けなくなり、そのまま寝る事となります。

 と、まぁ、そういうやましい心理だけではないのですが、誰にもせかされず夜中に作る料理は失敗する事はありません。 最高の出来です。 でも翌朝以降、家族はさも当たり前のように普通に食って終りです。
 やっぱり家族に虐められているのかな>自分
 あと、夜中のキッチンに音楽があれば最高ながら、残念ながらさすがにその時間に流す訳にも行かず、これはちょっと残念。

 夕方に調理する時には、梅田FMという大阪駅前に本拠を構えるコミュニティFMか、Fallingstarsという韓国のインターネットラジオを聞いており、これはなかなかのものです。

 家族に虐められているかもしれない憂鬱と、音楽に関する話はまた今度。

|

« なぜ乗り合わせたJR運転手は立ち去ったか? | トップページ | 男のあり合わせ料理 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 深夜の料理:

» ためしてガッテン:過去の放送:探求! 理想の夜食 [DVDはCDより弱い?]
頭スッキリ夜食のポイント 脳は非常に多くのエネルギーを必要とする。脳がエネルギーとして利用できるのはブドウ糖だけ。よってブドウ糖を含む食べ物は、脳の疲労を回復、頭をすっきりさせる。 具体的には、炭水化物を多く含むもの。(例:ご飯、うどん、お餅)また砂糖は素早くブドウ糖を体の中で作るので、炭水化物と少量の甘いものの組み合わせはよい。炭水化物の夜食にコーヒーや紅茶に砂糖を入れたものを飲むと眠けも押されられて、手軽に頭の疲労回復にいい夜食となる ... [続きを読む]

受信: 2005年5月26日 (木) 02時15分

« なぜ乗り合わせたJR運転手は立ち去ったか? | トップページ | 男のあり合わせ料理 »