結局、喉から黒いかさぶたは出なかった

やっと十二週間に及ぶ禁煙外来の治療が終わりました。
達成感と言うよりも、既に何度か書いているように禁煙しているのを忘れているというか、ずっと以前から吸っていなかったかのような傲慢な錯覚さえ持っているので、やれやれ、というところです。
二週間ほど前からチャンピックスを飲んだときの副作用とも言える、何とも表現しづらいお腹を中心とした重さが微妙な苦痛となっており、もしこれが投薬十二週間の根拠であれば製薬会社の臨床実験は大したものだと感心します。
素人が推測するに、さすがにこれだけ脳のニコチンレセプタにチャンピックスを送り続けていると、脳がニコチンへの欲求を止め、それが微弱ながら拒否反応となって不快感が出るようになったのかも知れません。
特に夕食に比べて量が少ない朝食後に顕著でしたから、禁煙治療が終わったありがたみよりも、もう薬を飲まなくても良いという開放感の方が大きいようです。
この間の治療費は22,100円。 十二週間=84日、一日一箱吸っていたら25,200円。 納得できる治療費でした。
スタートしたときにはまだ現在のたばこ税増税は話題になっていませんでしたが、ぎりぎりセーフ。 値上がりしたらこの治療費の対費用効果はさらに向上することになります。
本格的に禁煙が始まった投薬一週間後から、結局一本も煙草に手を出さずに済み、この間、週2〜3回の水泳、ブラックコーヒー、ノンシュガーのど飴などに頼りながら、体重は1〜1.5kg増で収めることができました。 夜の自宅での飲酒量も増えましたから、もしこれを我慢していれば体重増ゼロで何とかなったのではないかと。
既に書いたように体調のメリットは数えきれず、書き加えるなら、我慢強くなったというか精神的に落ち着きました。
よく禁煙を勧める本に「煙草が精神的に落ち着きを与えてくれるという人がいますが、それはニコチンが切れてイライラしているのを煙草が一時的に救う単なるニコチン依存症です」という下りをこれまでは「ケッ」とあざ笑っていたのが、どうやら本当だと理解できました。
ちょっと心配なのが香りに敏感になりすぎていること。
特に体臭というか、オヤジ臭は言うに及ばず、夕方のスーパーでのオバハン臭にも鼻が曲がりそうになります。
煙草の臭いに対しては煙そのものよりも、喫煙者として染みついた臭いが耐えられなくなりました。 先日も我がマンションにこんなオシャレでカワイイ女の子がいたのか、と驚くほどの女性とエレベーターで一緒になりましたが、その喫煙者臭に耐えきれません。
これが単なる好き嫌いではなく、もしかすると花粉症になるのではないかと思うとちょっと憂鬱です。 もちろん仮にそうなったとしてももうタバコに手を出すことはないとは思いますが...
薬のお陰とは言え、まぁ我ながらこの歳にしてよくやったかと。
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