これがイエガーマイスター

 本当に、今年はおもしろいアニメがありませんね。
 ということでANIMAXでやっている「もやしもん」が結構楽しみだったりするのですが、結構この作品、酒ネタが多い。
 最も良く扱われている日本酒は、残念ながらおやじ臭が出るので私は敬遠していてちんぷんかんぷんですが、とある一シーンで、以前「精神にも健康にもいいみたい」と書いたイエガーマイスターが登場しているのを見てびっくり。
 
 ということで画像を見て下さい。
 と言っても女性の胸じゃないですよ。 その右の瓶。 これがイエガーマイスターです。(ちょっと縦横比が違うけど)
 左のカンパリ、カルーアの知名度に比べたら全くなのに、よくぞ描いてくれました。
 (ちなみに私がカンパリの名前を知ったのは寺尾聡の歌です)
Meister 
 ただ、イエガーマイスターはラベルにも書いてあるように、本来は冷凍庫で保存することになっています。(アルコール度が高いので凍りはしません)
 だからお客に出すのなら、こうやって棚に並べておいてはいけません。(やだね〜、マニアって)
 
 いや、それだけですねん。
 
 気になるのが一番左の酒瓶の名前。

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藤沢周平

 近日、CATV業者が事務所が入っているマンションの電波強度をチェックしに来るので、今日は事務所の掃除。
 生活はしていないのでそれほど汚れてはないものの、埃が多くて、いろいろと床に置いてあるものを片付けて掃除機、続いて珍しく雑巾がけ。

 その行きがけに寄ったのがBook OFF。
 お目当ては藤沢周平の小説本。

 文章を書くことが好きな割に定期的に小説を読まない(いや、本は読んでるんですよ。 両性具有の本とか脳科学のとか)私が、久々にじっくりと読んでみようかな、と思った作家です。 しかも時代小説を読むは生まれて初めて。
 きっかけは本ではなくて、NHK AMの深夜番組でやっている松平アナの朗読。
 今から考えるとこれが小説の文体に良くあっていたというか、なかなか枯れた良い雰囲気を醸し出しています。

 数年前からこれを時々聞いていて、小説の内容に非常にリアリティがあるのに気がつきました。
 時代小説には何となくテレビのイメージがあって、どこか遠くの国の古い話のようで全く興味がありませんでした。 が、彼の小説は例えば武士とは言え下級武士の貧乏で平凡な生活、恋愛、そして切り合いに挑む恐怖感など、まるで江戸時代がすぐ横に存在しているかのようです。

 このあたりは映画化された映像でも垣間見え、テレビではカツラでつるつるの額から頭頂部も少しでも手入れを怠ればヒゲと同じく毛が生えてザラザラになっていて「そりゃそうだよなぁ」と改めて納得します。

 先日読み終わった「闇の歯車」でも、刀で切られた武士が脇腹からはみ出た自分の腸に手を当てて「帰らねば」と這いずったり、匕首(あいくち)で首を斬りつけられた町民が、自分の首から出ている血しぶきを理解できていなかったりと、時代活劇では「う〜っ」「やられた〜」で終わってしまって、そんなに人を斬ること、斬られることって簡単なの?と鼻白んでいた私は非常に感銘を受けました。

 あと、全作品に共通する恐ろしく正確な町並みの描写。
 それは江戸時代の研究家も一目置く程で、藤沢氏は東京で仕事をしていたとは言え、これまた太秦村のセットで撮られている映像を見慣れていた身には「江戸って本当に存在していたんだ」と改めて思う程の厚みがあるのです。

 今と明らかに違うのは電気がないということで、むしろ真っ暗になってしまえば行灯や蝋燭で結構明るくなるものの、それに至る夕暮れ時は「誰ぞ彼→たそがれ」と言葉ができたほど視認性が悪くて、「逢魔が刻」と呼んで人は恐れたなど、あとがきにまで思わず唸ってしまいます。

 まぁ、理屈はそれくらいにして、とにかく彼の文体が非常に好きです。
 濃厚で人の気持ちを充分伝えながら、全体としては淡々としている。 これが文章力というものなんでしょうねぇ。 う〜ん。

 さて、そんなこんなで本屋に寄った私ですが、ふと思い立って「そうだ、とりあえずBook OFFに行こう」となったわけです。
 ただ、置いてあったのは「蝉しぐれ」一冊だけ。 もちろん購入しましたが、これからは新品がメインになりそうです。 「三屋清左衛門残日録」は読んでおきたい...

 あ、でもそろそろ夏休みだ。 私もそろそろ次の小説書かなくちゃ。
 前のはどうなったのかなぁ? もう半年経つのに。

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BCAA、その後

 BCAAと出会ってから、週三日のプールの前後、夜テレビを見ながらの左腕ペットボトルトレーニングの前にずっと飲んでいます。
 
 ただ、うちの近所ではその後、最も気に入ったカルピス飲料のアミノバイタルが手に入りません。 梅雨前に日焼けに通っていた公園の近所ではアサヒの自販機に入っているのに。
 
 同じく身近では販売されていない大塚製薬のダブルアミノバリューも候補に入れながらネットで箱買いしようかなとも思いつつ、液体はやっぱりかさばるなぁ、ということで、結局粉末タイプを近所の薬局に探しに行きました。
 
 そこで値段と濃度のバランスで手に取ったのが味の素のアミノバイタル(www.aminovital.com)3000mg。
 1Lの水に一袋溶かすと3000mgのBCAAが採れ、5袋が1箱に入って実売600円台。 濃度を考えるとぼちぼちのコストパフォーマンスではないかと。
 さらに濃厚なプロというパッケージもありますが、サイトの説明を見ると、いや私ゃそこまでのアスリートでもないし、ということで、暫くこの製品を続けています。
 
 あくまで体感的ながら、それまでの(ダブルではない)アミノバリューやキリンのアミノサプリより即効性があるというか、「効いた感」があります。
 変な話、あ、珍しく肩こりがというときにも飲んでおけばいつのまにか直っているような状態です。
 
 
 プールの回数を週四から週三に落としてから、例の筋肉疲労も完治しています。
 先日Tarzanを読んでいたら、低負荷の運動は糖分ではなく脂肪を分解するという解説があり、それから意識してさらにゆた〜っと泳いでおります。
 腸もみの効果もあってか、体重は一昨日、瞬間最大風速ながら成人後初めて57kg台の数値を確認しました。
 
 月曜日に出た血液検査でも五段階評価で全て"1"、異常なしでしたから、無理なダイエット or 運動はしていないということかと思います(仕事もしてないのかな〜っcoldsweats01)。
 
 まぁ、自営業は誰も代わりがいないですから、体が資本ということで...

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やりなおし

 先ほどCATVのSTB(セットトップボックス)から番組一個を誤って消去してしまいました。
 それも、わざわざ保護、つまり消去防止のためにロックしようとした時のミスで。

 あちゃ〜。

 消えてしまったのはBS朝日「レールのあった街」という番組の横軽の巻。 ロックしようとしていたくらいだからショックでないわけがありませんが、まぁ、しゃ〜ない。 消えてしまったものは戻らない。

 冷静を取り戻してから、ふと思ったのは、どうして家電(このSTBはPanasonic TZ-DCH2000)には「やりなおし」機能の発想がないのかということ。
 パソコンで、MacではCommand+z、WindowsでもCtrl+zで今ではごく当たり前に定着している、あのインターフェースです。

 先日買った炊飯器(これもPanasonicですが、たまたまであって特に狙い撃ちする気はありません)にしても、メニュー選択で行き過ぎた時、一周回らないと一個前に戻れません。

 携帯にしても、やりなおしを装備したモデルを少なくとも私は持ったことがありません。
 iPhoneが売れた途端、恥ずかしいくらいの真似っこ携帯を臆面も無く出すくせに、どうしてもっとも重要な人間と接する部分は真似しないんでしょうかねぇ。

 こういうところが超一流の生産技術を持ちながら、OSが生まれない(トロンとか歴史の話はさておき)原因なんでしょう。

 「人間はミスをするものだ」という発想があってモノを作って行く人と、モノを作る必要性があって発想をひねり出す人との違いとも言えます。

 ついでに言うと、メニュー構成。
 TZ-DCH2000を例にとると、録画番組を選択するとデフォルトで現れるのが「番組消去」。 今回私が選びたかったロック機能は「プロテクト設定変更」で一番下。 デフォルト状態から三回リモコンをクリックしなければなりません。
 これは恐らく仕様を決定する際に最も良く利用されるだろう機能をデフォルト選択にした結果ですし、それは100%間違いとは言えません。
 が、パソコンで保存のダイアログが出た時、必ず「保存する」がデフォルトになる思想を考えると、違和感を感じます。

 いえ、もちろんミスしたのは私です。
 パソコンが発達して早20年以上、Macから始まったやりなおし機能もWindowsが採用して久しく、「おれはミスしていいんだもんね」という意識、つまり油断が無いとは言えません。
 が、今やパソコンと家電類は非常に類似点が増え、一見シームレスであるかのような外見が当たり前になっている今、Undo(やりなおし)という最低限の発想くらいはそろそろ統一してもいいのではないかと思います。

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腸もみ

 てなことを最近やっています。
 その名の通り、手の指で「腸を揉む」のです。
 
 整体の一つとしてそういうのがあるとは知っておりましたが、先日Cafeで健康関連の雑誌をパラパラめくっていると特集を発見したのがことの起こり。
 
 その写真と解説を見ると結構凄い。
 
 「人差し指、中指、薬指を腹部に深く入れてツボを回し揉み」
 
 せいぜいお腹の周りをさする程度かと思っていたのでちょっとびっくり。
 
 やることは三パターンで、一つはへその周りを60度間隔でぐりぐり。
 二つ目が左の脇腹に三本指を食い込ませて上から下へ三カ所に分けてもみもみ。
 最後が鎖骨から恥骨に向けてへそとの中央辺りをこれも三カ所に分けてぐりぐり。
 
 コツは全て息を吐きながらということだそうですが、な〜んとなく一週間程前にやってみたら、その夜は腸がびっくりしてザワザワしているのがはっきりわかりました。
 私は元々便秘とは無縁の人ながら、二つ目は肛門へ降りて行く最後の下り部分ですから、力ずくの在庫処分となるようです。
 
 翌朝、いつもの通りさらっと便通があった後、学校に行こうとしたら電車の中でお腹がグーグーとなり続け、空腹時のそれとも下痢のときとも違う音質に、隣の人に聞こえないかとちょっと気を遣う程でした。
 これは腸の一度限りの驚きのようで、以後はなりを潜めましたが、便秘で悩んでいない私にとっての最大のメリットは脇腹のスリム化。
 
 どんなに引き締まってもこの脇腹はくせ者で、この状態でなかなか減らなかったものが、三日でくびれが明確に。
 男ですからくびれはどうでもいいのですが、それに連れてそこから腰骨へのラインも少しずつ改善されています。 これは女性には凄いメリットなんじゃなかろうかと。
 
 あと、数日で体重が1kg減りました。
 たった1kgと言うなかれ。 ある程度絞ってしまったあとなので、ここ数ヶ月ずっと59〜60で安定したっきりでしたから、脇腹よりも内臓脂肪の減少が効いたのではないかと想像します。
 
 お通じのことにこだわると(食事中の方はごめんなさい。 ってblog見ながら飯食う人はいないか。 いや、いるか)、便秘とは無縁とは言いながら、目覚まし無しでぐっすりと寝たとある日の昼前にどか〜っと、まるで腸ごと持って行かれたかのようなこともあり、え?どこにそんなに? と正直驚きました。
 あと、胃からすっと腸に流れるせいか、少し食べ過ぎた後の胃の張りも全く無くなりました。
 当然ですが、その日はいつもにまして快適で、気分がとてもよろしい。
 
 腹部は殆どは腸とは言え、それ以外の臓器もありますからあんまり無茶なことをするのも気が引けますが、よく医者がベッドに寝かせた患者の腹部を押さえる程度の力なら多分問題ないのかな、と思います。(とは言え、あくまで自己責任でお願いします)
 
 腹部もこれまで以上にフラットに近づき、先日バーゲンで買ったJOSEPH HOMMEのサイズ44のパンツも買ったときよりさらに楽に履けるようになりましたとさ。 めでたしめでたし。

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五障の罪

 結構前に買ったのに、思った程おもしろくなかった白州正子の「両性具有の美」という本をやっと読み終わりました。

 もとはと言えば、待ち合わせの時間つぶしに寄った紀伊国屋で、その頃NHKでやっていた白州二郎のドラマの影響をうけて夫妻関連の本棚で見つけた一冊でした。

 この本の帯の「男は男になるまでの間に、この世のものとも思われぬ玄妙幽遠な一時期がある」という抜粋がアンテナにひっかかったのです。
 その時すぐ私の頭に浮かんだのが、高校時代に読んだイラストレーター・大橋歩のエッセイの一言で「スリムジーンズを履く16歳の少年の腰回りのなんと美しいことか。これが15歳でも17歳でもだめなのだ」(意訳:原文ではありません)という下り。

 白州正子も能や様々な行動を通じて美を追い求めた人であり、どうしてそういう女性達は少年期の男性に美しさを見るのだろうか、という疑問を解き明かしてくれそうな気がしたのです。
 女子中高校生がコミック上の男性同性愛表現に「はしか」的に興味を持つのも同じかも知れません。

 残念ながら本の内容は途中から彼女のライフワークとも言える能の話に移ってしまい、さらに古文が苦手だった私は多数引用されているそれが意味不明で、非常に散漫なものに映りました。

 ただ、その中で非常に印象に残った言葉がタイトルの言葉で、「女人は生まれながらにして五障の罪を背負っている」というものでした。 五障とは、欺・怠・瞋・恨・怨で、馴染みの薄い真ん中の"瞋(しん)"は"怒り"を示します。

 これについて短絡的なコメントをつけるのは遠慮願いますが、白州正子自身もそれを懸念してか「女の私がそんなことをいうと叱られるかもしれないが、ほんとにそうなんだから仕方が無い。文句があるならいつでも受けて立ちましょう」と付け加えているのには思わず苦笑してしまいました。
 早くに死んだ私の父がよく「褒めればつけあがる、けなせば恨む、殺せば化けて出る」というようなことを呟いていたのが身にしみてわかる歳になった今、この言葉は男性が女性を考える時に非常にわかりやすい言葉でもあります。

 また女性も、同性の持つ五障の煩わしさに辟易し、しかし自分の胸や腰は明らかにごまかしようの無い女性であるジレンマも含めて、そんな時に見かける子供と大人の間にある「少年」のユニセックスな美しさに惹かれてしまうのかな、とかうすぼんやり考えてしまいました。

 なんにせよ、男と女はおもしろいです。 恐らく死ぬまで飽きないでしょう。

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弁護士の感覚

 弁護士でもある橋下大阪府知事が山口県での母子殺人事件に絡む発言で再び敗訴の上、上告をするというニュースが数日前に流れました。
 
 相手も上告していましたから彼の判断一つでどうなるというものではないものの、彼は一審の段階で基本的な反省の弁を述べているのですから、こうやってなんでもかんでも最高裁まで行ってしまうのか、と感じました。
 この下らない上告で少なくとも広島の裁判システムはまた一つ仕事が増えたわけで、本当に判断が急がれる、より重要な審判が遅れたわけです(まぁ、この重要・不要の判断も客観的には難しいですが)。
  
 もっとも、庶民の小さい裁判は家裁に呼び出されて調停が入り、そこから地裁に移ることはまずまれですから、言わば弁護士同士の意地の張り合い、別の見方をすると費用負担能力の余裕なのかな、とも僻んで見えてしまいます。
 
 三審制は憲法で認められた権利ですから、今回の件には何の違法性もありません。 が、それこそが専門家の専門家たる嫌らしさというか、庶民が権力者に対して抱きがちな「法にさえ触れなかったら何をしてもいいのか」という不快感を刺激します。
 
 テレビで被告の弁護士を罷免すればいいという呼びかけが、本人が大人げなかったと言っているわけで、ならば表現の自由がどうのとか詭弁めいたことを言わずに少なくとも橋下は上告をするべきではなかった、いや、府民としてして欲しくなかったです。
 
 この辺りが私が彼に対する頭でっかち、世間知らずの幼稚性を感じるところなんですよねぇ...
 例の全国の知事による支持政党案にしても、賛同したのは一人だけだった惨めさも、そういう人間の薄っぺらなところが影響していないとは言えないでしょう。
 
 もともと弁護士という仕事は一般人とは相容れない倫理観があり、弁護を引き受けた以上は何が何でもやり遂げねばならないという使命感、特に国選弁護人については非常に複雑な想いがあると、以前弁護士を父に持つ友人から聞いたことがあります。

 とはいえ、ことは自分のことであり、自らが弁護士であると同時に、900万人に迫る民のリーダーでもあることを考えると、今回の上告は残念な限りです。

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バカがいた

 相変わらずこの手の肉体バカって不滅なんですねぇ。
 海上自衛隊の花むけしごき殺人を覚えていないんだろうか。
 あるいは新聞読まないんだろうか。 読めないのかな。
 
 消防隊員って警察官よりいいイメージがあったのになぁ。
 どこでも脳ではなく筋肉でモノを考える生き物はいるってことでしょうかね。

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公認のいじめ

 「朝から煙たい思いをするのは嫌だったので、すっきりした」

 これは今日から全面禁煙となったJR西日本の新聞記事に掲載された感想です。
 この「煙たい思いをする」を下記のように言い換えてみましょう。

 「ブスをみる」
 「うざいやつをみる」
 「体が臭いやつといる」
 「デブといる」

 いじめやんか。

 別にこのコメントの主を攻撃するつもりはありませんが、この方、吹田市在住だそうな。 JR吹田駅のホームの喫煙コーナーは大阪寄りホーム端に一カ所だけでしたから、どれだけ喫煙コーナーの近くで乗り降りされてたんでしょうね。 8両対応ホームですから7両運用の今なら一番近いところに乗ったとしても20mは離れています。
 結局は健康なんて二の次で、単なる「喫煙者嫌い」でしょ。 差別。 いじめ。

 既に私は三宮通いの間、駅のホームで吸うことはしていませんから、痛くもかゆくもありません。
 私鉄は喫煙者の利用者の気持ちも考慮するということで静観の様子ですが、恐らくあまたいる「喫煙者駆逐原理主義者」達はJR西日本の行動をきっかけに他の運輸機関にどんどんねじ込んで行くでしょう。

 あなたの健康が、なんて話は聞きたくありません。
 私の姉、生まれてこの方喫煙したこともなく、適度な運動、バランスの取れた食事、スリムな体型を維持してきましたが、立派に胃がんになりました。

 他人の健康が、なんて話もうんざりです。
 かつて駅のホームの柱ごとに灰皿があり、殆どの場所での喫煙が当たり前だった昭和60年頃までの風景を思い出すと、もし煙害が発表程有害であれば、今の団塊の世代以上は全て、そして副流煙を吸った人の大半は死に絶えている筈です。

 禁煙する精神力が無いとも言わないで下さい。
 恐らく私がこの10年間でやってきたダイエットとシェイプアップについて来れない非喫煙者よりは余程強い精神力を保持している筈です。(メタボに健康に悪いから煙草止めろと偉そうに言われる程腹が立つことはない)
 かつてに比べると見違えるように分煙が進み、かつ煙草のニコチン・タールも激減している今、ここまで同じ人間の嗜好を迫害する必要があるのかと考えると、もはやこれは人権問題だとずっと憂いています。

 誤解して欲しくないのは、別にどこでも好きなように吸わせろ、と言っているわけではありません。
 ルール違反の喫煙者を見ると同じ喫煙者でもうんざりしますし、むしろ喫煙者故に憎悪すら感じます。
 ただ、喫煙コーナーを利用している人を迫害しても、もともとそういうルールを守る気が無い非常識な喫煙者が減るわけではないことにそろそろ誰か気づけよ、と。
 そしてそれはもう喫煙者というくくりではなく、文化財に落書きをしたり、酒を飲んでは大暴れするバカの方に組み入れて下さい。

 最も私が怖れているのが、冒頭のいじめ。
 いじめは他人より優位な立場に立ちたい、という誰しもが持つ本能で、それをどう押さえ込むか、あるいは発散させるかが現代社会で大きな課題になっているのはご存知の通り。
 上記「言い換えてみましょう」の言葉を他人に浴びせるのはタブーです。 が、喫煙者に対しては今、社会全体で言いたい放題、いじめ放題。
 恐らく数年のうちに非喫煙者が「タバコを吸っていたからムカつく」という理由で人を殺す時代が来るんじゃないか、とも危惧しています。(笑いごとではありません。私の教え子が実際に「煙草を吸っている人間は殺したくなる。殺してもいい法律を作ればいいのに」と真顔で言ってましたから)

 ナチスがユダヤ人をドイツ人社会全体で蔑むことで社会不安のガス抜きをさせたこと、日本でも封建時代の身分制度を巧妙に作り込むことで政治に都合の良いシステムを作り上げたことをも思い出させます。
 何を突飛なことを、と思われるかもしれませんが、要するに公認のいじめですから、その間、人はひとときの快楽に浸り、不満を忘れるという構図は同じです。

 たまたま私は喫煙者ですが、そうでなかったとしてもなんで世界中こんなにヒステリックに同じ方向にばく進して行くのかには疑問を持ったと思います。
 他人と無意味に同じであることに安心を覚える人ばかりではないことをお忘れなきよう...

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君が代と日の丸

 アッセンTTの250ccクラス、日本人の青山が優勝しました。
 いやぁ、バイクって簡単にこけるのに、バイク一台上に乗っても(そう見えた)こけないときもあるんですね。 何度も何度もコマ送りしてしまいました。 後続に抜かれることも無く、よくぞ一位で走り抜けました。
 久々に海外サーキットの表彰式で君が代を聞き、日章旗を見ました。 理屈抜きに素晴らしいものです。
 
 話は三年前に書いた自分の記事に関連しますが、エリア88で日本に久しぶりに帰ってきて涙したシンに声をかけた海音寺という老人が「日本人はもっともっと海外に出なくてはならん」と言ったのを思い出します。
 青山にしても日本で君が代を聴いていたときとは恐らく全く違う心境にあった筈で、日の丸に対しても同様でしょう。
 
 かくいう私は今でも君が代に対しては抵抗感があります。 が、日章旗については上のリンク先でも書いたように、海外に行った時に見ると、何とも言えない安堵感を感じますし、その時「自分は日本人だ」といやでも認識せざるを得なくなりました。
 
 で、海音寺爺が語ったように、あれから日本人(の若者)は海外に出たのでしょうか?
 もちろんスポーツの世界ではバイクに限らず多くの分野で活躍しています。 しかし庶民レベルというか、一般国民は不況のせいもあって、海外旅行はおろか、国内旅行へも出掛ける機会が減っているそうです。
 
 今ネット上で大阪や一部の地域を笑い者にする風潮があります。 もちろん多くは冗談だとは言え、かつて無実の芸能人を単なるネットのうわさ話を読んで殺人者だと信じ込んでしまった人がいたように、それが国内の地域同士でののしり合うような、つまらないことに繋がらないとも限りません。
 何せ、若者はケータイの支払いに追われ、バーチャルの世界に時間を割かれ、ネットで知的好奇心を満足させて行くあまり、実体験として国内にすら足を運ぼうとしていないようです。(観光都市計画の難しさを解説する新聞記事から)
 
 その延長として海外の特定の国や国民を確たる論拠も無く蔑視したり、やがては攻撃するに至るんじゃないかとふとナチス・ドイツや過去の国内外の歴史を思い出してもしまいます。
 まぁ、そんな私こそ(北朝鮮は行きたくても行けないけど)中国やイスラエルに行ってみた方がいいのかもしれませんけどね。
 
 最近は不景気で修学旅行や卒業旅行で海外に行く学生も少なくなったと聞きます。
 結局、いつの時代でも貧困が見聞を狭め、偏狭な思想を生み、戦争に繋がったのかなぁ、とも。
 
 てなことを考えてしまったTTアッセンでした。
 話をこちらに戻すと、じり貧の予兆から自力で抜け出した青山にも、GP通算100勝を達成したロッシにもおめでとうを言いたいですね。
 ファンが作ったロッシ100勝の歴史をレイアウトした横断幕。 プロのメディアの面目丸つぶれの大傑作でした。 10年前のあのひょうきんで目立ちたがり屋の奇人がここまで成長したというのは年齢は全く違うけど似たような性格の私としても自分のことのように嬉しいです。
 レベルと分野の差はあれど、自分もがんばらんとなぁ、と素直に思いましたよ。はい。
 
 とはいえ、どうしてストーナーの表彰後のインタビューがカットされてたんでしょうね。
 凡庸だったから? それとも悪態でもついた?
 どちらにせよ、昨年の恨みの記憶も新しいラグナ・セカでのロッシとの因縁試合が楽しみです。

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